阿見町で老後を考えるなら、「できなくなってから頼る」では遅いことがあります
今は自分で買い物へ行ける。
食事も作れる。
病院にも行ける。
家のこともできる。
家族とも連絡が取れている。
そのような状態であれば、
「まだ老後について考えなくても大丈夫」
と思う方も多いでしょう。
しかし、高齢期の生活は、
ある日突然すべてができなくなる
とは限りません。
少しずつ、
重い物を持つのが大変になる。
車の運転に不安を感じる。
買い物へ行く回数が減る。
食事を作ることが面倒になる。
外出する機会が減る。
人と話すことが少なくなる。
という変化が出てくることがあります。
そして、その先に、
一人暮らし。
突然の入院。
認知症。
施設への入所。
財産管理。
といった問題が出てくることがあります。
だからこそ老後準備では、
「何もできなくなってから助けてもらう」のではなく、「少し大変になった段階から支援とつながる」こと
が大切です。
阿見町では2026年現在、高齢者の相談、見守り、買い物支援、認知症支援、地域の支え合いなど、複数の取り組みが進められています。
阿見町の高齢者相談の中心は「阿見町地域包括支援センター」
高齢者本人や家族が、
「最近、親の生活が少し心配」
「まだ介護ではないけれど、誰かに相談したい」
と思ったときに知っておきたいのが、
阿見町地域包括支援センター
です。
阿見町の地域包括支援センターは町内1か所で、阿見町全域を担当しています。
阿見町総合保健福祉会館内に設置され、
保健師。
社会福祉士。
介護支援専門員。
などの専門職がチームで高齢者本人や家族を支援しています。
相談時間は平日の午前8時30分から午後5時15分です。
相談できる内容も、
介護。
健康。
福祉。
生活。
成年後見制度。
高齢者虐待。
悪質商法。
など幅広くあります。
つまり、
「要介護認定を受けた人だけが行くところ」
ではありません。
「ちょっと心配」の段階から相談していい
例えば、
母親が最近スーパーへ行かなくなった。
父親が同じ話を何度もするようになった。
一人暮らしになってから食事が簡単なものばかりになった。
家の中は片付いているけれど、外出が減った。
このような状態では、
まだ介護が必要かどうか分からないことがあります。
家族としても、
「これくらいで相談していいのだろうか」
と思うかもしれません。
しかし、地域包括支援センターは、
高齢者本人や家族の悩みを聞き、
必要に応じて介護。
医療。
地域のサービス。
福祉。
などへつなぐ役割を持っています。
大切なのは、
問題が大きくなってから初めて相談する必要はない
ということです。
2026年の阿見町では「地域で支え合う生活支援」が進められています
阿見町では2026年5月、生活支援体制整備事業についての情報が更新されています。
町では、一人暮らし世帯や高齢者世帯の増加などによって、日常生活を支える仕組みの必要性が高まっているとして、
高齢者が住み慣れた地域で安心して暮らせるよう、
「地域でどんなことができるか」
を住民と一緒に考える取り組みを進めています。
町全体では、
阿見町日常生活支援協議会
という話し合いの場も設けられています。
これは老後を考えるうえで非常に重要です。
高齢者の生活を、
家族だけ。
行政だけ。
介護事業者だけ。
で支えるのではありません。
地域にある力も組み合わせながら支えるという考え方です。
老後で困るのは「介護」だけではありません
高齢になると、
訪問介護。
デイサービス。
老人ホーム。
などが必要になる場合があります。
しかし、その前に困ることがあります。
例えば、
買い物。
ごみ出し。
掃除。
外出。
食事。
電球交換。
書類の確認。
通院。
こうした日常生活です。
「要介護ではないけれど、一人で全部やるのは少し大変」
という状態があります。
この時期に、
少しだけ誰かへ頼る。
少しだけサービスを使う。
ことで、自宅での生活を続けやすくなります。
「自分のことは自分でする」と「何でも一人でやる」は違います
高齢者本人から、
「まだ人のお世話にはなりたくない」
という言葉を聞くことがあります。
自分のことは自分でしたい。
子どもへ迷惑をかけたくない。
その気持ちは自然です。
しかし、
自立とは、
何でも一人でやり続けることではありません。
例えば、
料理はできる。
でも買い物へ行くことだけが大変。
自宅で生活できる。
でもごみ出しだけ負担。
病院の診察は一人で受けられる。
でも移動だけ不安。
ということがあります。
そのような場合には、
難しくなった部分だけ生活のサポートを利用する。
残りは自分で行う。
という方法があります。
支援を利用することで、自分でできる生活を長く守る。
これも立派な自立です。
阿見町では2026年7月も「移動スーパー」が運行されています
阿見町では株式会社カスミと連携し、
移動スーパー
を実施しています。
2026年7月6日からは販売場所の一部も変更され、現在も運行が続いています。
移動スーパーでは、
おにぎり。
弁当。
野菜。
魚。
肉。
牛乳。
パン。
など、日常生活で必要になるさまざまな商品を購入できます。
高齢になり、
車を運転しなくなった。
スーパーまで行くことが大変になった。
という場合でも、こうした選択肢があります。
移動スーパーは「買い物」だけではなく「交流の場所」
阿見町は移動スーパーについて、
販売場所を憩いの場と位置づけています。
買い物だけではなく、
地域の人との交流にも活用してほしいと案内しています。
これは高齢期ではとても大切です。
外へ出る。
近所の人と会う。
誰かと話す。
自分で商品を選ぶ。
こうしたことが、
生活の刺激になります。
高齢になると、
「用事がないから外へ出ない」
という日が増えることがあります。
だからこそ、
介護サービスだけではなく、
人とつながる機会を生活の中に残しておくこと
も老後準備の一つです。
一人暮らしになったら「食事」と「話し相手」をどうするか
阿見町では、一人暮らし高齢者を支える複数の事業も案内しています。
例えば、
虚弱な一人暮らし高齢者などを対象とした給食サービス事業があります。
調理ボランティアが作った昼食を、訪問ボランティアが自宅まで届ける仕組みです。
毎月第2・第4水曜日を基本として実施され、利用者負担は無料です。
また、
ふれあい電話訪問事業
もあります。
おおむね65歳以上の一人暮らし高齢者などを対象として、電話で日常の話し相手となり、
安否確認。
孤独感の解消。
につなげる取り組みです。
一人暮らしの安心では「人と定期的につながること」が重要です
例えば、
一人暮らしでも、
毎日自分で食事を作れる。
掃除もできる。
買い物にも行ける。
という方はいます。
しかし、
何日も誰とも話さない。
誰も自宅へ来ない。
という状態では、
体調の変化に気付いてもらえない可能性があります。
一人暮らしの安心では、
生活できるかどうか
だけではなく、
定期的に誰かとつながっているか
も重要です。
家族からの電話。
地域の人。
配食。
電話訪問。
民間の生活支援。
複数のつながりを持っておくことが安心につながります。
阿見町には「高齢者見守りサポート事業」もあります
阿見町では、一人暮らし高齢者や高齢者世帯などを対象として、
高齢者見守りサポート事業
を実施しています。
対象には、
65歳以上で一人暮らしの方。
一定時間以上、日常的に一人になる高齢者。
世帯全員が75歳以上の高齢者世帯。
などが含まれます。
申し込みには、
本人確認書類。
服薬状況が分かるもの。
家族などの緊急連絡先。
などが必要です。
緊急連絡先は2名程度の登録が求められています。
見守り機器があっても、「その後に誰が動くか」は考えておく
見守りの仕組みがあることは心強いことです。
しかし、
機器が異変を知らせてくれる。
緊急連絡先へ連絡が入る。
それだけで老後の問題が全部解決するわけではありません。
例えば、
自宅で倒れた。
救急搬送された。
その後には、
誰が病院へ行くのか。
入院用品を誰が届けるのか。
自宅の鍵を誰が確認するのか。
郵便物をどうするのか。
ペットがいれば誰が世話をするのか。
退院時に誰が迎えに行くのか。
という問題があります。
つまり、
「異変に気付く仕組み」と「その後に実際に動く人」は別です。
家族がいるからといって、すぐ対応できるとは限りません
例えば、阿見町で80代の父親が一人暮らしをしているとします。
息子は東京都内。
娘はつくば市。
毎週電話をしている。
親子関係も良好。
それでも、
平日の午前中に父親が突然入院したらどうでしょう。
息子は仕事中。
娘にも仕事や家庭があります。
すぐ病院へ行けない場合があります。
兄弟姉妹へお願いしようとしても、その兄弟姉妹自身も70代、80代ということがあります。
だから、
「家族がいるから大丈夫」
だけではなく、
誰が実際に動けるのか
まで整理しておくことが重要です。
入院や施設入所では「身元保証」が必要になる場面があります
普段生活している間は、
身元保証
という言葉を意識する機会は少ないでしょう。
しかし、
突然入院する。
高齢者施設へ入所する。
という場面では、
身元保証人。
身元引受人。
緊急連絡先。
などについて確認される場合があります。
名称や求められる役割は病院・施設によって異なります。
その段階になって初めて、
「誰にお願いすればいいのだろう」
と困る方もいます。
身元保証を考えるのは「身寄りのない人」だけではありません
身元保証について考える必要があるのは、
家族がまったくいない人
だけではありません。
例えば、
子どもはいるけれど県外に住んでいる。
親族も高齢になっている。
兄弟姉妹との付き合いが少ない。
子どもに仕事や子育てがある。
家族へ老後の負担を集中させたくない。
という方にも関係します。
老後では、
親族がいるかどうか
ではなく、
「誰がどの役割を実際に担当できるのか」
を考えることが重要です。
阿見町地域包括支援センターは身元保証人そのものではありません
阿見町地域包括支援センターは、
介護。
保健。
福祉。
成年後見制度。
生活。
などについて幅広く相談できる重要な窓口です。
ただし、
地域包括支援センターの通常業務として、病院への入院時や高齢者施設への入所時に必要となる身元保証人そのものを引き受けるものではありません。
これは、
行政では何もしてもらえない
という意味ではありません。
地域包括支援センターには、
本人の状況を整理する。
必要な制度を案内する。
介護・医療・福祉へつなぐ。
という重要な役割があります。
一方、
身元保証には別の役割があります。
だからこそ、
地域包括支援センター・介護保険・成年後見制度・身元保証を、それぞれ別の役割として考えること
が大切です。
2026年度の阿見町では認知症カフェが町内3か所で開催されています
認知症について、
最近同じ話を何度もする。
物を置いた場所が分からない。
薬を飲んだか忘れている。
支払いが難しくなっている。
という変化が出ることがあります。
そのようなとき、
本人や家族だけで抱え込む必要はありません。
阿見町では2026年度、
中央オレンジカフェ
まほろばオレンジカフェ
本郷オレンジカフェ
の3か所で認知症カフェを開催しています。
参加費や事前申し込みは不要です。
体操。
脳トレ。
創作。
ゲーム。
歌。
などを通じて交流することができます。
認知症カフェは「認知症と診断された人だけ」の場所ではありません
認知症カフェでは、
認知症本人。
家族。
地域住民。
ボランティア。
専門職。
などが交流します。
また阿見町では、認知症カフェの一部日程にあわせて、
認知症相談会
も実施しています。
「気になる症状がある」
「生活上の困りごとがある」
「認知症について知りたい」
という方が、地域包括支援センター職員へ相談できます。
つまり、
認知症と正式に診断されてから初めて相談する必要はありません。
「ちょっと気になる」段階から相談できます。
2026年4月には認知症ケアパスも最新版へ更新されています
阿見町では、
認知症ケアパス「認知症あんしんガイド」
を作成しています。
そして2026年4月には最新版へ更新されています。
認知症ケアパスは、
認知症の状態に応じて、
どのような支援があるか。
どこへ相談するか。
どのような医療・介護につながるか。
などを整理するためのものです。
認知症は、
症状が進んでから一から制度を調べる
必要はありません。
元気なうちから、
「もし物忘れが増えたらここへ相談する」
と決めておくだけでも違います。
認知症で外出が心配になった場合にはGPSとQRコードがあります
認知症が進むと、
一人で外出した後に、
自宅へ戻れなくなることがあります。
阿見町では、町に住民登録があり、徘徊がみられる65歳以上の高齢者を在宅で介護している家族を対象として、
GPS発信機の貸与
と
QRコード見守りシール
を提供しています。
QRコード見守りシールは、
財布。
杖。
衣類。
など、本人が普段身につける物へ貼って利用します。
発見した人がQRコードを読み取って受信センターへ連絡すると、
登録情報をもとに家族や警察などへ連絡され、本人の保護につなげる仕組みです。
見守りシールの利用は無料です
阿見町のQRコード見守りシールは、
対象となる方について利用者負担無料で利用できます。
追加のシートについては費用がかかる場合があります。
申し込みの際には、
本人の写真。
申請書。
本人確認書類。
家族などの緊急連絡先。
などを登録します。
緊急連絡先は2名程度必要です。
この制度でも、
家族などの「実際につながる人」を準備することが大切になります。
認知症だからといって、生活を全部制限する必要はありません
認知症による行方不明が心配になると、
外へ出ないようにする。
一人では何もさせない。
という方法を考える家族もいるでしょう。
しかし、
散歩。
買い物。
地域の人との交流。
趣味。
などは本人にとって大切な生活の一部です。
だからこそ、
GPS。
QRコード見守りシール。
家族。
地域。
介護サービス。
などを組み合わせながら、
本人のできることをできるだけ続けること
が大切です。
阿見町では事業者による地域見守りも行われています
阿見町では、
高齢者等に関する見守り協定
も進めています。
町と協定を結んだ事業者が、日常業務の中で高齢者などの異変を見つけた場合、町へ連絡する仕組みです。
例えば、
新聞や郵便物がたまっている。
同じ洗濯物がずっと干されている。
普段と様子が違う。
といった変化です。
家族だけでは毎日確認できなくても、
地域で生活するさまざまな人が異変に気付く可能性があります。
これは、
一人暮らしだから家族だけで全部見守らなければならない
という考え方とは違います。
認知症への備えでは「介護」だけではなく「お金と契約」も重要です
認知症というと、
デイサービス。
訪問介護。
施設。
見守り。
を考える方が多いでしょう。
しかし、もう一つ重要なのが、
財産管理と契約
です。
銀行預金を管理する。
公共料金を支払う。
介護サービスを契約する。
高齢者施設への入所契約をする。
不動産の手続きをする。
認知症などによって判断能力が十分でなくなると、本人だけではこうした手続きを行うことが難しくなる場合があります。
そこで検討される制度の一つが、
成年後見制度
です。
阿見町地域包括支援センターでは成年後見制度について相談できます
阿見町地域包括支援センターは、
高齢者の権利擁護の一つとして、
成年後見制度の案内
も行っています。
認知症などによって、
お金の管理が心配。
契約が難しくなってきた。
悪質商法が心配。
という場合には相談できます。
ただし、ここで大切なことがあります。
成年後見制度と身元保証は同じものではありません
成年後見制度を利用すれば、
身元保証。
毎日の買い物や掃除。
通院のすべての付き添い。
手術などの医療に関するすべての同意。
亡くなった後のすべての事務。
までお願いできるわけではありません。
成年後見制度=身元保証ではありません。
成年後見制度は、
判断能力が十分ではなくなった方について、財産管理や契約などを法律的に支援する制度です。
一方、
入院や施設入所時の身元保証。
毎日の生活のサポート。
亡くなった後の事務。
には、それぞれ別の役割があります。
また、成年後見人だからといって、本人に代わって自由に手術などの医療同意を行えるわけでもありません。
老後準備では、
それぞれの制度で「何をお願いできるのか」を分けて理解すること
が重要です。
阿見町には「阿見町未来ノート」があります
阿見町では、
阿見町未来ノート
という町版エンディングノートを作成しています。
将来もしものことがあったときに備え、
家族や友人など大切な人へ伝えておきたいこと。
自分自身の希望。
などを書き留めるための冊子です。
高齢福祉課。
地域包括支援センター。
福祉センターまほろば。
公民館。
ふれあいセンター。
図書館。
などで配布されています。
名称が、
「最後のノート」
ではなく、
「未来ノート」
であることにも意味があります。
終活とは「死ぬための準備」ではなく「未来を自分で決める準備」
終活というと、
葬儀。
お墓。
遺言。
を想像する方が多いでしょう。
しかし、
どこで暮らしたいのか。
一人暮らしになったら誰へ相談するのか。
介護が必要になったらどうしたいのか。
入院したら誰へ連絡するのか。
身元保証は誰へお願いするのか。
認知症になったら財産管理をどうするのか。
こうしたことを考えるのも終活です。
つまり、
終活とは「これからの人生をどう暮らすか」を自分で考えること
でもあります。
阿見町未来ノートも、これからの人生をより充実して過ごすために、今の気持ちを書いてみることを勧めています。
2026年秋には終活・相続を学ぶ機会も予定されています
阿見町では2026年11月28日に、
「知って安心!終活・相続セミナー」
を開催する予定です。
遺産相続。
遺言書。
認知症対策。
空き家対策。
お墓。
など、将来に備えるための内容が扱われます。
これは、
阿見町でも終活を、
単に葬儀の準備ではなく、
認知症。
財産。
住まい。
相続。
まで含めて考えていることを示しています。
「子どもに迷惑をかけたくない」なら、何も言わないより整理しておく
高齢者本人から、
「子どもには迷惑をかけたくない」
という言葉を聞くことがあります。
しかし、
何も話さない。
何も書かない。
何も決めない。
何か起きたら子どもに任せる。
という状態は、かえって家族を困らせる場合があります。
突然入院したら、
かかりつけ医はどこか。
薬は何を飲んでいるのか。
保険はどうなっているのか。
通帳や重要書類はどこか。
自宅へ戻りたいのか。
施設への入所も考えているのか。
誰へ連絡してほしいのか。
家族が一つずつ調べる必要があります。
だからこそ、
家族へ迷惑をかけたくない方ほど、自分の希望を元気なうちに伝えておくこと
が大切です。
夫婦二人暮らしでも「どちらか一人になった後」を考える
現在は夫婦二人で生活しているから、
「一人暮らしのことはまだ考えなくていい」
と思う方もいるでしょう。
しかし家庭の中では、
自然に役割分担があります。
夫が車を運転。
妻が食事。
夫がお金を管理。
妻が病院や薬を把握。
という家庭もあります。
もしどちらかが突然入院したり亡くなったりした場合、
残された方は、それまで配偶者へ任せていたことまで行う必要があります。
だから、
銀行口座。
保険。
通院先。
服薬。
重要書類。
緊急連絡先。
利用しているサービス。
などについて共有しておくことが重要です。
これも終活です。
自分が亡くなった後には、本人ではできない事務が残ります
老後について考えるなら、
亡くなった後についても少し整理しておく必要があります。
人が亡くなると、
葬儀。
火葬。
納骨。
病院や施設からの荷物の引き取り。
自宅の片付け。
賃貸住宅の解約。
電気・ガスなどの契約整理。
携帯電話の解約。
各種サービスの解約。
関係者への連絡。
など、多くの事務が残ります。
本人は亡くなっているため、自分ではできません。
通常は家族や親族が行います。
しかし、
子どもがいない。
家族が遠方。
兄弟姉妹も高齢。
親族と疎遠。
家族へ負担を残したくない。
という場合には、
「亡くなった後、誰が何をするのか」
まで考える必要があります。
死後事務委任契約という準備方法があります
自分が亡くなった後の一定の事務について、
生前に依頼する相手と内容を決めて契約しておく方法の一つが、
死後事務委任契約
です。
契約内容に応じて、
葬儀。
火葬。
納骨。
住居の整理。
各種契約の解約。
関係者への連絡。
などについて準備できます。
ただし、
遺言。
成年後見制度。
身元保証。
死後事務委任契約。
には、それぞれ異なる役割があります。
一つの制度ですべてを解決するものではありません。
何を誰へお願いするのかを分けて整理すること
が大切です。
終身サポートとは「今から全部を任せること」ではありません
終身サポートという言葉を聞くと、
老後の生活を最初から最後まで全部誰かへ任せる
というイメージを持つ方もいるでしょう。
しかし、必要になる支援は生活状況によって変わります。
今は何も必要ない。
その後、買い物や通院などに生活のサポートが必要になる。
一人暮らしになり、電話訪問や見守りを利用する。
認知症への備えとしてGPSやQRコード見守りシールを利用する。
突然入院し、身元保証について考える。
施設へ入所する。
判断能力が低下した場合には成年後見制度などを検討する。
亡くなった後には死後事務委任契約で準備した内容をお願いする。
このように段階があります。
大切なのは、
今から全部利用することではありません。
生活が変わったときに、次に頼れる先が分かっていること
です。
阿見町の公的支援を使い、それでも足りない部分を補う
阿見町には2026年現在、
阿見町地域包括支援センター。
生活支援体制整備事業。
阿見町日常生活支援協議会。
移動スーパー。
一人暮らし高齢者への給食サービス。
ふれあい電話訪問。
高齢者見守りサポート事業。
高齢者等に関する見守り協定。
2026年度の3か所の認知症カフェ。
認知症相談会。
2026年4月更新の認知症ケアパス。
GPS発信機。
QRコード見守りシール。
成年後見制度相談。
阿見町未来ノート。
など、高齢者本人や家族を支える複数の仕組みがあります。
まず、
公的支援で利用できるものを確認する。
介護や生活全般については地域包括支援センター。
一人暮らしの食事や孤独感には給食や電話訪問。
買い物には移動スーパー。
緊急時には見守りサポート。
認知症にはカフェや相談、GPS、QRコード。
財産管理について成年後見制度が必要なら相談する。
家族が無理なくできることは家族。
そのうえで、
行政では対応しにくいこと。
家族へ継続してお願いするには負担が大きいこと。
細かな日常生活支援。
入院や高齢者施設への入所時の身元保証。
亡くなった後の事務。
について、必要に応じて民間支援を組み合わせます。
公的支援か民間支援かという二択ではありません。
それぞれの役割を上手に組み合わせることが大切です。
阿見町で「まだ自分でできるから大丈夫」と思っている方へ
今は元気。
自分で買い物へ行ける。
車も運転できる。
食事も作れる。
病院にも一人で行ける。
家族とも連絡が取れている。
それでも、
「一人暮らしになったらどうしよう」
「車を運転できなくなったら買い物はどうするのだろう」
「自宅で倒れたとき、誰が対応するのだろう」
「子どもはいるけれど遠方」
「認知症になったら家族へどれくらい負担がかかるのだろう」
「高齢者施設へ入所するときの身元保証は誰に頼むのだろう」
「亡くなった後まで家族へ全部任せたくない」
と感じたら、
今から準備することができます。
一般社団法人 とちぎよりそいサポート協会では、阿見町にお住まいの高齢者本人やそのご家族から、これからの生活や老後について契約金0円から相談を受け付けています。
相談したからといって、
今すぐすべてのサービスを利用する必要はありません。
まず、
阿見町で利用できる公的制度は何か。
今、自分でできていることは何か。
少し支援があれば続けられることは何か。
家族へ無理なくお願いできることは何か。
近くで実際に動ける人は誰か。
家族には継続してお願いしにくいことは何か。
将来どのような生活のサポートが必要になる可能性があるのか。
入院や高齢者施設への入所時の身元保証を誰へお願いするのか。
認知症や判断能力低下にどう備えるのか。
自分にはどのような終身サポートが必要なのか。
亡くなった後まで備えるなら、死後事務委任契約で何をお願いしたいのか。
一つずつ整理するところから始められます。
老後の安心とは、
最後まで一人で何でもできることではありません。
そして、
困ったときに初めて誰かを探すことでもありません。
自分でできることは続けながら、少し難しくなったときに自然に頼れる人・制度・地域とのつながりを、元気なうちから準備しておくこと。
それが、住み慣れた阿見町で自分らしく暮らし続けるための安心につながります。
阿見町でこれからも生活を続けたい方。
一人暮らしの将来が気になっている方。
高齢のご夫婦だけで暮らしている方。
阿見町で暮らす親を遠方から支えているご家族。
家族はいるけれど、老後のすべてを家族だけへ任せたくない方。
身元保証・生活のサポート・終身サポート・死後事務委任契約について、
「まだ自分でできる。でも、一人で頑張り続ける老後にはしたくない」
と感じたときは、一般社団法人 とちぎよりそいサポート協会へご相談ください。
契約金0円からの相談を、「できなくなるまで一人で頑張る老後」ではなく、「できることを続けながら、必要なときに安心して人や制度へ頼れる老後」へ変えるきっかけとしてご活用ください。