【土浦市で身元保証人がいない方へ|入院・介護・老後の不安を相談できる場所】
「病院から身元保証人を求められたけれど、頼める親族がいない」
「一人暮らしを続けたいけれど、突然倒れたときに誰が対応してくれるのか心配」
「老人ホームや介護施設へ入居するとき、身元引受人が必要と言われた」
「子どもは東京や県外に住んでいて、入退院のたびに来てもらうのは難しい」
「車を運転できなくなった後の通院や買い物が不安」
「認知症になった場合、預貯金の管理やさまざまな契約はどうなるのだろう」
「自分が亡くなった後、葬儀や火葬、納骨、住居の整理を誰が行うのだろう」
茨城県土浦市で生活している高齢者の中には、このような悩みを抱えている方もいるのではないでしょうか。
身元保証人がいないことは、必ずしも親族がまったくいないことを意味しません。
子どもが遠方に住んでいる方、兄弟姉妹も高齢になっている方、親族と疎遠になっている方、家族にできるだけ負担をかけたくない方など、事情はさまざまです。
現在は健康で、自分のことを自分でできていても、突然の病気やけがによって状況が変わる可能性があります。
そのときに必要になるのは、身元保証だけではありません。
緊急連絡先、病院への通院付き添い、入退院支援、生活のサポート、老人ホームや介護施設への入居支援、認知症への備え、財産管理、終活、死後事務委任契約など、複数の課題を考える必要があります。
土浦市には、地域包括支援センター、在宅介護支援センター、配食サービス、緊急通報システム、見守りキーホルダー、高齢者の移動支援、成年後見制度などがあります。
大切なのは、公的制度を活用できる部分と、個別に準備しなければならない部分を整理することです。
一般社団法人 とちぎよりそいサポート協会では、土浦市にお住まいの方から、身元保証、生活のサポート、終身サポート、死後事務委任契約などについてご相談いただけます。
協会の特徴の一つが「契約金0円」という仕組みです。
契約開始時に高額な一括契約金を設定せず、本人の生活環境、健康状態、家族関係、経済状況、将来の希望などに合わせて必要な支援を考えます。
ただし、契約金0円は、すべてのサービスが無料という意味ではありません。実際の身元保証、通院付き添い、生活のサポート、死後事務などには、内容に応じて費用が発生する場合があります。
この記事では、土浦市の地域事情と高齢者支援制度を踏まえ、身元保証人がいない場合の具体的な備えについて解説します。
【土浦駅・荒川沖・神立・都和・新治|土浦市の地域性と高齢期の暮らし】
土浦市は、JR常磐線の土浦駅、荒川沖駅、神立駅の周辺をはじめ、霞ケ浦沿岸、市街地、住宅地、農村地域など、さまざまな生活環境を持つ自治体です。
土浦駅周辺の大和町、桜町、川口、港町などでは、公共交通や商業施設を利用しやすい場所があります。
一方、荒川沖、中村南、乙戸、右籾、神立、木田余、真鍋、都和、藤沢、高岡などでは、住んでいる場所によって病院や買い物先までの距離が異なります。
自家用車を使って生活している場合、運転免許を返納した後の移動手段を考えておくことが重要です。
また、土浦市はつくば市、かすみがうら市、阿見町などに隣接しているため、市外の医療機関を利用している方もいるでしょう。
現在は自分で通院できていても、身体機能の低下によって付き添いが必要になる場合があります。
配偶者との死別によって一人暮らしとなり、それまで家族が担っていた役割を誰かにお願いする必要が生じることもあります。
こうした変化に備えるためには、今の生活を維持する方法だけでなく、将来入院や介護が必要になった場合の支援先を考えておくことが大切です。
【土浦市では医療・介護関係者も「身寄りのない高齢者支援」を検討】
土浦市には、身元保証や終身サポートを考えるうえで注目したい取り組みがあります。
市が進める「在宅医療×介護連携@つちうLabo」です。
これは、医療機関や介護事業所などの専門職が、在宅医療と介護の連携について学び、意見を交換する取り組みです。
2025年6月19日に開催された研修会では、**「身寄りのない高齢者支援」**がテーマとして取り上げられました。
茨城県社会福祉士会の講師による講演のほか、医療・介護関係者がそれぞれの経験や対応について意見を交換しています。
この取り組みからも分かるように、身寄りがない方への支援は、単に身元保証人を一人確保すれば解決する問題ではありません。
本人の意思確認、医療機関との連絡、財産管理、退院後の生活、亡くなった後の対応など、多くの関係者との連携が必要になる場合があります。
土浦市で身元保証を検討するときには、こうした役割を分けて考えることが重要です。
【土浦市には2か所の地域包括支援センターがあります】
土浦市で高齢者本人や家族が生活について相談したい場合、最初に知っておきたいのが地域包括支援センターです。
土浦市には、担当区域の異なる2か所の地域包括支援センターがあります。
【土浦市社会福祉協議会 地域包括支援センターうらら】
所在地:茨城県土浦市大和町9番2号 ウララ2総合福祉会館4階
電話番号:029-824-0332
担当地区:一中地区、三中地区、四中地区、六中地区
【医療法人社団青洲会 地域包括支援センターかんだつ】
所在地:茨城県土浦市神立中央5丁目4番14号
電話番号:029-869-7035
担当地区:二中地区、五中地区、都和地区、新治地区
通常の相談時間は、平日午前8時30分から午後5時15分までです。
地域包括支援センターでは、介護保険、介護予防、認知症、健康、生活上の困りごと、成年後見制度などについて相談できます。
要介護認定を受けていない方でも相談できます。
例えば、最近買い物が負担になった方、一人暮らしの親が心配な方、将来の介護施設入居について知りたい方なども相談先として利用できます。
ただし、地域包括支援センターの職員が個人的に身元保証人や連帯保証人になるわけではありません。
公的な相談支援と、契約による身元保証は異なる役割です。
【市内9地区に在宅介護支援センターの相談窓口もあります】
土浦市には、地域包括支援センターの身近な窓口として、在宅介護支援センターも設けられています。
市内9地区を担当しており、一中地区には2つの担当窓口があるため、施設としては合計10か所です。
代表的な相談先には、次のような施設があります。
一中地区:滝の園、協同病院
二中地区:静霞園
三中地区:もりの家
四中地区:飛羽ノ園
五中地区:神立病院
六中地区:やすらぎの園
都和地区:セントラル土浦
新治地区:憩いの里
これらに加え、土浦市が案内する担当施設を含めて、各地区の相談体制が整えられています。
在宅介護支援センターでは、介護保険や高齢者福祉サービスに関する相談を受け、必要に応じて自宅を訪問して生活状況を確認します。
通常の開設時間は平日午前8時30分から午後5時15分で、時間外にも電話受付の体制があります。
一人暮らしの方や、親族が遠方に住んでいる方は、どの相談窓口が自分の地区を担当しているのか確認しておきましょう。
【土浦市の配食サービスは食事と安否確認を支援】
高齢期には、毎日の食事を自分で準備することが難しくなる場合があります。
土浦市では「高齢者等在宅生活支援配食サービス」を実施しています。
この制度は、見守りが必要で食事の調理が難しい一人暮らし高齢者などを対象に、栄養に配慮した食事を届け、健康保持と安否確認を行うものです。
2026年4月13日に更新された市の案内によると、配達事業者は宅配クック123土浦つくば店です。
電話番号:029-828-7813
また、市の配食サービスは、土浦市社会福祉協議会の「愛の定期便事業」または「配食事業」との同時利用はできません。
利用対象や現在の自己負担額、配達できる曜日などは、申込み前に土浦市高齢福祉課へ確認しましょう。
土浦市役所高齢福祉課 地域支援係
電話番号:029-826-1111(代表)内線2500
配食サービスは、食事を確保することに加え、定期的に本人の様子を確認する役割を持っています。
ただし、配達時に安否確認をしてもらえることと、入院時の身元保証人や緊急連絡先になってもらえることは異なります。
食事の支援と、緊急時に実際に対応できる人の確保は別に考えることが大切です。
【土浦市社会福祉協議会の友愛サービスは1時間600円から】
土浦市には、日常生活のちょっとした困りごとを支える「友愛サービス」があります。
これは、土浦市社会福祉協議会が実施している住民参加型の在宅福祉サービスです。
対象は、原則として65歳以上で支援が必要な高齢者や、障がいのある方などです。
サービス内容には、食事の支度、洗濯、掃除、日用品の買い物、話し相手、通院や外出の介助などがあります。
利用するには会員登録が必要です。
年会費:1,000円
利用料金:午前9時~午後5時は1時間600円
午前7時~9時、午後5時~7時は1時間800円
実際の利用には、対応できる協力会員の状況やサービス内容の確認が必要です。
例えば、掃除や買い物が少し難しくなった段階から、生活のサポートを検討できます。
ただし、友愛サービスによる通院の介助と、病院への入院時に身元保証人になることは異なります。
依頼したい内容がどの制度で対応できるのか整理することが重要です。
なお、在宅介護支援センターの設置数を正確に整理すると、8つの中学校区に計9か所です。一中地区のみ2か所の担当窓口があります。
【土浦市の緊急通報システム|65歳以上の一人暮らしが対象】
一人暮らしの高齢者にとって、大きな不安の一つが自宅で突然体調を崩した場合の対応です。
土浦市では「ひとり暮らし高齢者等緊急通報システム」を実施しています。
対象となるのは、65歳以上の一人暮らし高齢者で、健康状態に不安がある方です。
要介護認定を受けている必要はありません。
自宅に緊急通報装置を設置し、急病などの際に通報できる仕組みです。
利用料金は所得に応じて異なり、費用の一部が自己負担となる場合があります。
この制度を利用する際に確認しておきたいのが、緊急時の協力員です。
【緊急通報システムには近隣の協力員2~3人が必要】
土浦市の緊急通報システムでは、原則として近所に住む方から2~3人の協力員を選ぶ必要があります。
また、電話回線については、NTTのアナログ回線が推奨されています。
ほかの電話回線を利用している場合には、事前に高齢福祉課へ相談する必要があります。
一人暮らしで身寄りがない方にとっては、協力員の確保が難しい場合もあります。
例えば、子どもが県外に住んでいる場合、緊急連絡を受けることはできても、短時間で土浦市の自宅へ駆けつけることは難しいかもしれません。
近隣に頼れる人がいない場合には、最初から利用を諦めず、市高齢福祉課へ相談しましょう。
また、民間の身元保証や終身サポートを検討する際にも、緊急連絡先として登録できることと、実際に自宅へ駆けつけられることは区別して確認する必要があります。
【見守りキーホルダーで外出先の急病に備える】
土浦市では、65歳以上の一人暮らし高齢者や認知症状のある方を対象に「土浦市高齢者等見守りキーホルダー」を配布しています。
このキーホルダーには登録番号が記載されており、外出先で急病になった場合や、道に迷って警察に保護された場合などに、本人確認や緊急連絡先への連絡につなげることができます。
利用には事前の登録が必要です。
登録時には、原則として緊急連絡先を2か所登録します。
また、かかりつけ医や持病に関する情報も登録します。
配布場所は土浦市役所高齢福祉課です。
ここでも重要なのが、緊急連絡先を確保することです。
キーホルダーがあれば身元確認を円滑に行えますが、連絡先となる相手が病院の手続きや入退院支援まで行えるとは限りません。
自分の情報を登録するだけでなく、実際に誰が対応できるのか考えておきましょう。
【つちうら安心キットで医療情報を整理】
土浦市には「つちうら安心キット」という救急医療情報キットもあります。
これは、一人暮らしの65歳以上の方などを対象に配布されるものです。
専用の容器に、かかりつけ医、持病、服用している薬、緊急連絡先などの情報を入れ、冷蔵庫へ保管します。
急病や事故などで救急隊員が駆けつけた場合に、医療情報を速やかに確認できるようにするための仕組みです。
申請は、高齢福祉課、支所・出張所、中学校区公民館の窓口で受け付けています。
自分自身の医療情報を整理することは、一人暮らしの方にとって重要です。
ただし、医療情報を準備できていても、入院時の身元保証人や緊急連絡先を確保できているとは限りません。
両方について備えておくことが大切です。
【のりあいタクシー土浦は65歳以上が利用できます】
土浦市で老後の生活を考える際、重要なのが移動手段の確保です。
土浦市では、65歳以上の市民とその介助者を対象に「のりあいタクシー土浦」を運行しています。
利用するには会員登録が必要です。
年会費は17,000円ですが、市から15,000円の助成券が交付されるため、本人の年会費負担は2,000円となります。
また、65歳以上で運転免許を自主返納した方には、所定の条件を満たした場合、1回限り年会費の全額助成があります。
利用料金は市内の移動で片道600円です。
ただし、地区の組み合わせによっては片道1,200円となる場合があります。
予約・利用についての問合せ先:029-835-2266
運転免許を返納した方にとって、自宅から目的地まで移動できる交通手段は大切です。
一方、のりあいタクシー土浦を利用できることと、病院の診察室まで付き添ってもらえることは異なります。
医師の説明を一緒に聞いてほしい場合や、入退院時の手続きが必要な場合には、別の生活のサポートを考える必要があります。
【2026年2月から乙戸南地区にも「つちまるバス」が運行】
土浦市では、公共交通が利用しにくい地域の移動手段として、コミュニティ交通「つちまるバス」を運行しています。
2026年2月には、新たに乙戸南地区循環ルートの運行が始まりました。
現在の主なルートは、中村南・西根南地区、右籾地区経由、乙戸南地区循環の3系統です。
運賃は大人1乗車200円、小学生100円です。
運賃の支払いは現金による前払いとなっています。
いずれも原則毎日運行しますが、1月1日から3日までは運休です。
土浦市には、このほかにも土浦駅周辺を中心としたまちづくり活性化バス「キララちゃん」や一般の路線バスがあります。
住んでいる地区によって利用しやすい交通手段は異なるため、運転免許の返納を考えている方は、自宅周辺の交通手段を確認しておきましょう。
【2026年度は補聴器購入費用を最大2万円助成】
高齢期には、足腰の衰えだけでなく、聴力の低下によって生活に不便を感じる場合もあります。
土浦市では、2026年度も高齢者補聴器購入費用助成事業を実施しています。
対象となるのは、65歳以上の市民で、聴覚障害による身体障害者手帳の交付を受けておらず、過去に同助成を受けていない方です。
助成内容は、補聴器本体1台分の購入費用の半額で、上限20,000円です。
ただし、申請後に交付決定を受けてから購入する必要があります。
交付決定前に購入した補聴器は、助成対象になりません。
また、2026年度の助成には予算上限があり、先着順で受付を終了する場合があります。
高齢期の安心を考える際には、身元保証だけでなく、健康状態や生活環境を整えることも重要です。
【土浦市の認知症支援|早めの相談が将来の安心につながる】
認知症への備えも、高齢期の生活を考えるうえで重要です。
土浦市では「土浦市よくわかる認知症ガイドブック」を作成しています。
このガイドブックでは、認知症についての知識、相談先、医療機関、利用できるサービスなどを確認できます。
土浦市医師会の協力によって、認知症の診療や専門医への紹介が可能な医療機関の情報も掲載されています。
例えば、最近物忘れが増えた、薬の管理が難しくなった、同じ話を何度もするようになった、お金の管理に不安を感じるようになったといった場合です。
そのようなときには、地域包括支援センターや医療機関へ相談しましょう。
【認知症初期集中支援チームによる訪問支援】
土浦市には、認知症初期集中支援チームがあります。
保健師や社会福祉士などの専門職が、認知症の専門医と連携し、認知症が疑われる方やその家族を支援する仕組みです。
例えば、認知症の診断を受けていない方、継続的な医療を受けていない方、適切な介護サービスにつながっていない方などが対象となる場合があります。
必要に応じて自宅を訪問し、医療機関への受診や介護保険サービスの利用について助言します。
相談先は地域包括支援センターうらら、または地域包括支援センターかんだつです。
認知症と診断されたからといって、すべての判断が一律にできなくなるわけではありません。
しかし、将来の身元保証や任意後見、死後事務委任契約を考える場合には、本人が契約内容を理解し、自分自身の意思で判断できることが重要です。
そのため、元気なうちから将来の備えについて考えておくことが大切です。
【2026年度も認知症カフェ「ふれあい茶屋」を開催】
土浦市では、認知症本人や家族、地域住民などが気軽に交流できる「ふれあい茶屋」を開催しています。
2026年度も、市が運営する認知症カフェとして「ふれあい茶屋おらが里」と「ふれあい茶屋さくら」が案内されています。
認知症や介護について情報交換したり、体操や脳トレなどの活動に参加したりできます。
土浦市に在住、在勤、在学している方で、認知症に関心があれば参加できます。
この2つのカフェは参加無料で、原則として事前申込みも不要です。
ただし、開催日が変更される場合があるため、初めて参加する場合には会場へ確認することが推奨されています。
一人暮らしの方にとって、人と交流する機会を持つことは大切です。
認知症本人や家族が悩みを共有できる場所を知っておくことも、安心につながります。
【ふれあいSOSネットワークで認知症の行方不明に備える】
土浦市では「ふれあいSOSネットワーク」を実施しています。
これは、認知症などによって行方不明になった方について、警察、地域の協力機関、見守りボランティアなどが連携し、早期発見・保護につなげる仕組みです。
また、認知症の方について、身体的特徴や連絡先などを整理する「みまもりお願いシート」も用意されています。
一人暮らしで身寄りがない方の場合には、誰を緊急連絡先として登録するのかという課題があります。
認知症への備えでは、地域の見守りだけでなく、将来の身元保証や財産管理についても整理しておくことが重要です。
【成年後見センターつちうらと身元保証の違い】
認知症などによって判断能力が低下した場合には、成年後見制度の利用を検討することがあります。
土浦市には、成年後見制度について相談できる窓口があります。
成年後見センターつちうら
所在地:茨城県土浦市大和町9番2号 ウララ2ビル4階(土浦市社会福祉協議会内)
電話番号:029-821-1152
成年後見制度、金銭管理、契約に関することなど、高齢者や障がいのある方の権利擁護について相談できます。
成年後見制度は、認知症などによって判断能力が十分ではない方について、財産管理や法律上の契約を支援する制度です。
ただし、成年後見人が当然に身元保証人や連帯保証人になるわけではありません。
また、日常的な買い物や通院付き添い、身体介護を直接行うことも、成年後見人の当然の職務ではありません。
成年後見制度、身元保証、生活のサポート、死後事務委任契約は、それぞれ目的が異なります。
【土浦市の在宅ケア連携手帳で将来の医療や介護を考える】
土浦市では、在宅医療と介護の連携を進めるため「在宅ケア連携手帳」「くらしを支えるおぼえがき」「急変時の対応シート」を作成しています。
2026年4月1日に更新された公式案内では、これらを市のホームページからダウンロードできるほか、高齢福祉課や地域包括支援センターなどで受け取れるとされています。
手帳には、医療や介護に関する情報、支援者との連絡方法、急変時の対応などを整理できます。
また、本人が希望する暮らし方や医療について、家族、医師、ケアマネジャーなどと話し合うことも推奨されています。
終活は、亡くなった後の準備だけではありません。
将来どこで暮らしたいのか、介護が必要になったらどうしたいのか、誰へ連絡してほしいのかといった希望を整理することも重要です。
ただし、希望を手帳へ記入することと、第三者へ身元保証や死後事務を契約によって依頼することは異なります。
【終身サポートとはどのような支援?】
終身サポートとは、元気な時期から亡くなった後まで、人生の各段階で必要となる可能性がある支援を整理して備える考え方です。
例えば、健康な時期には、将来の生活相談、緊急連絡先の確認、終活などがあります。
日常生活に不安が出てきた場合には、通院付き添い、買い物、行政手続きなどの生活のサポートが考えられます。
入院が必要になった場合には、入院用品の準備、入退院支援、身元保証などについて検討します。
老人ホームや介護施設へ入居する際には、施設探し、見学同行、入居手続き、身元保証などが問題になる場合があります。
そして亡くなった後には、葬儀、火葬、納骨、住居退去、遺品整理、各種契約の解約などの手続きが必要になります。
ただし、終身サポートという名称で提供されるサービスでも、対応できる内容や料金は事業者や契約によって異なります。
【病院への入院時に身元保証人がいない場合は?】
病院では、入院時に身元保証人や緊急連絡先について確認されることがあります。
ただし、身元保証人がいないことだけを理由に、医療機関が必要な入院を一律に拒否してよいわけではありません。
また、身元保証人という名称が使われていても、求められる役割は医療機関によって異なります。
緊急連絡先、費用に関する保証、入退院時の対応、亡くなった場合の連絡などです。
そのため、身元保証人がいない場合には、まず病院の医療ソーシャルワーカーや地域包括支援センターへ相談しましょう。
また、身元保証人であることを理由に、医療行為への同意を当然に代行できるわけではありません。
本人の意思を基本として、医療機関の適切な手続きに沿って対応することが重要です。
【老人ホームや介護施設への入居と身元保証】
土浦市で老人ホームや介護施設への入居を検討する場合にも、身元保証人や身元引受人について確認されることがあります。
例えば、特別養護老人ホーム、有料老人ホーム、サービス付き高齢者向け住宅、グループホームなどです。
しかし、すべての施設が同じ条件を設けているわけではありません。
緊急連絡先を求める施設もあれば、費用に関する保証、入退院時の対応、死亡時の対応などについて確認する施設もあります。
そのため、施設が具体的に何を求めているのかを確認し、親族以外でも対応できるのか、代替方法があるのかなどを相談することが大切です。
身元保証人がいない方は、施設への入居が決まってから慌てることがないよう、早めに確認しておきましょう。
【土浦市で死後事務委任契約を考える】
一人暮らしや身寄りがない方にとって、考えておきたい契約の一つが死後事務委任契約です。
死後事務委任契約とは、自分が亡くなった後に必要になる実務について、生前に第三者へ依頼しておく契約です。
例えば、葬儀の手配、火葬、納骨、供養、病院や介護施設への対応、住居退去、遺品整理、公共料金の解約、関係者への連絡などが考えられます。
土浦市で持ち家に一人暮らしをしている場合には、亡くなった後の住宅や家財についても準備する必要があります。
賃貸住宅の場合には、住居の退去や残された家財の整理についても考えておくことが大切です。
ただし、死後事務委任契約ですべての手続きを自由に代行できるわけではありません。
依頼する業務の範囲、費用の準備方法、相続人との関係、受任者の権限などを明確にしておく必要があります。
また、遺言と死後事務委任契約は役割が異なります。
遺言は主に財産の相続・承継について意思を残すものであり、死後事務委任契約は亡くなった後の実務について備える契約です。
必要に応じて、任意後見、遺言、身元保証、死後事務委任契約などを組み合わせることが重要です。
【契約金0円とは完全無料という意味ではありません】
一般社団法人 とちぎよりそいサポート協会では、契約金0円という仕組みを設けています。
これは、契約開始時に高額な一括契約金を設定しないという考え方です。
ただし、実際に利用する身元保証、生活のサポート、通院付き添い、入退院支援、施設入居支援、死後事務などには、内容に応じて費用が発生する場合があります。
契約前には、対応できる支援の範囲、利用料金、夜間・休日の対応、追加費用、契約終了時の取り扱いなどを確認しましょう。
また、死後事務に必要となる葬儀費用や納骨費用などについても、支払方法を含めて事前に確認することが重要です。
【土浦市の身元保証・終身サポートに関するよくある質問】
Q.土浦市で身元保証人を頼める人がいません。相談できますか?
はい。一般社団法人 とちぎよりそいサポート協会では、身元保証人や緊急連絡先をお願いできる人がいない方からのご相談に対応しています。
Q.土浦市の地域包括支援センターはどこにありますか?
「うらら」と「かんだつ」の2か所があります。
うららは029-824-0332、かんだつは029-869-7035です。
Q.介護認定を受けていなくても相談できますか?
はい。介護予防、認知症、日常生活の困りごと、将来の介護施設入居などについて相談できます。
Q.土浦市には高齢者向けの配食サービスがありますか?
あります。見守りが必要で食事の調理が難しい一人暮らし高齢者などを対象に、食事の配達と安否確認を行っています。利用条件や料金は市高齢福祉課へ確認しましょう。
Q.掃除や買い物などを手伝ってもらえるサービスはありますか?
土浦市社会福祉協議会の「友愛サービス」があります。年会費1,000円で、通常時間帯の利用料金は1時間600円です。
Q.一人暮らしで突然倒れたときが心配です。
土浦市には緊急通報システムがあります。65歳以上の一人暮らしで健康に不安がある方などが対象で、近隣の協力員2~3人が必要です。
Q.運転免許を返納した後の交通手段はありますか?
65歳以上の方は「のりあいタクシー土浦」を利用できます。また、地域によっては「つちまるバス」や路線バスなども利用できます。
Q.2026年に新しく運行が始まったバスはありますか?
2026年2月から、つちまるバスの乙戸南地区循環ルートが運行を開始しました。
Q.認知症について相談できますか?
はい。地域包括支援センターで相談できます。認知症初期集中支援チームによる支援や、認知症ガイドブックもあります。
Q.認知症本人や家族が交流できる場所はありますか?
2026年度も認知症カフェ「ふれあい茶屋おらが里」と「ふれあい茶屋さくら」が開催されています。
Q.成年後見制度について相談できますか?
成年後見センターつちうらで相談できます。電話番号は029-821-1152です。
Q.成年後見人がいれば身元保証人は不要ですか?
成年後見制度と身元保証は役割が異なります。成年後見人が当然に身元保証人や連帯保証人になるわけではありません。
Q.土浦市には終活に使える資料がありますか?
在宅ケア連携手帳、くらしを支えるおぼえがき、急変時の対応シートなどがあります。将来の医療や介護の希望を整理する際に活用できます。
Q.家族がいても身元保証を相談できますか?
はい。子どもや親族が遠方に住んでいる場合、仕事などで継続的な対応が難しい場合、家族の負担を減らしたい場合なども相談できます。
Q.死後事務委任契約では何をお願いできますか?
契約内容によりますが、葬儀、火葬、納骨、住居退去、遺品整理、公共料金の解約、関係者への連絡など、亡くなった後の実務を依頼することが考えられます。
Q.契約金0円なら費用は一切かかりませんか?
いいえ。契約開始時に高額な一括契約金を設定しない仕組みです。実際の身元保証、生活のサポート、死後事務などには費用が発生する場合があります。
【土浦市で身元保証・生活のサポート・死後事務委任契約をお考えの方へ】
高齢期の生活には、一人暮らし、身元保証、緊急連絡先、通院、買い物、入退院、老人ホームや介護施設への入居、認知症、財産管理、葬儀、火葬、納骨など、さまざまな問題が関係しています。
土浦市には、地域包括支援センターうらら・かんだつ、在宅介護支援センター、配食サービス、友愛サービス、緊急通報システム、見守りキーホルダー、のりあいタクシー土浦、つちまるバス、認知症カフェ、成年後見センターなど、高齢者の暮らしを支える仕組みがあります。
まずは行政や介護保険、社会福祉協議会などで利用できる支援を確認することが大切です。
そのうえで、公的制度だけでは対応しにくい身元保証、緊急連絡先、通院付き添い、入退院支援、生活のサポート、終身サポート、死後事務委任契約について、必要に応じて民間の支援を検討しましょう。
一般社団法人 とちぎよりそいサポート協会では、土浦市にお住まいの方から、身元保証人がいない、緊急連絡先を頼める人がいない、家族が遠方に住んでいる、介護施設の入居手続きが心配、亡くなった後の葬儀や納骨について備えたいといったご相談に対応しています。
大切なのは、本人の家族関係、健康状態、生活環境、経済状況、将来の希望に合わせて必要な支援を選ぶことです。
土浦市で身元保証人がいない方、一人暮らしの老後に不安がある方、生活のサポート・終身サポート・死後事務委任契約を検討している方は、一般社団法人 とちぎよりそいサポート協会へご相談ください。
契約金0円の仕組みを含め、現在の暮らしや将来の希望に応じて、どのような支援を準備できるのか整理することから始められます。
一般社団法人 とちぎよりそいサポート協会 公式ホームページ
https://www.yorisoi-tochigi.com/
土浦駅・荒川沖駅・神立駅周辺にお住まいの方も、真鍋・木田余・都和・中村南・乙戸・右籾・藤沢・高岡・新治などの地域にお住まいの方も。
一人暮らしの方も、身寄りがない方も、家族が遠方にいる方も。
元気な今から身元保証、生活のサポート、終身サポート、死後事務委任契約について考えておくことが、土浦市でこれからも安心して自分らしく暮らしていくための大切な一歩になります。